自民、派閥会合で会食自粛 コロナ対応「範を示す」

 自民党の7派閥と1グループの事務総長らが19日、党本部で会談し、各派閥とグループが週1回それぞれ開いている定例会合で会食を自粛する方針を確認した。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を踏まえた対応。所属議員が昼に弁当を食べながら結束を確認するのが伝統だが、当面見合わせる。

 事務総長会議の棚橋泰文座長(麻生派)は「国民に範を示す形で、感染防止を最優先に例会での会食はしないことで意見が一致した」と記者団に述べた。コロナ対応に当たる菅政権を支えることも申し合わせた。


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