青森・大間町長に野崎氏が初当選 原発是非、争点とならず

 任期満了に伴う青森県大間町長選挙が17日投開票され、無所属新人の元町職員野崎尚文氏(65)が、5選を目指した無所属現職の金沢満春氏(70)を破り初当選を果たした。電源開発(Jパワー)が建設中の大間原発には両氏とも賛成の立場で、是非は争点化しなかった。投票率は77・06%で前回を1・83ポイント下回った。

 両氏は4人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となった前回選でも対決。双方の公約には、漁業を中心とする1次産業や観光業振興などが並び、選挙戦では4期16年に及ぶ金沢氏の町政運営への評価が争われた。


  • LINEで送る