中国、食べ残し禁止法制定へ 大食い番組に罰金、来年にも

 【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は24日までに、大量注文による飲食店での食べ残しや大食い番組などを禁じる「反食品浪費法」の草案の審議を始めた。違反者に最大10万元(約160万円)の罰金を科す内容で、来年にも制定する。中国メディアが伝えた。

 中国メディアによると、草案は飲食店に対し、消費者を「指導」して適切な量を注文させるよう要求、大量注文をさせた場合には1万元以下の罰金を科す。頼み過ぎた客側に店が食べ残しの処分費用を請求できる。大食い番組や動画も禁止し、違反した場合は10万元以下の罰金とする規定も含まれている。


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