2020年12月6日 08:07 | 無料公開
オーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠で回収されるはやぶさ2のカプセル=6日(JAXA提供)
【ウーメラ(オーストラリア南部)共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下した小惑星りゅうぐうの石が入るとみられるカプセルは6日未明、地球の大気圏に突入し、約30分後の同日午前4時24分(日本時間午前2時54分)、オーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠に計画通り着地、回収された。初代「はやぶさ」に続く快挙。打ち上げから約6年間に当たる2195日で52億4千万キロを飛行した探査は完了した。
カプセルは現地の施設に移送され、7日にも内部に小惑星由来のガスが含まれるかどうか簡易検査する。早ければ8日にも日本に到着するとみられる。