2020年12月6日 03:17 | 無料公開
相模原市のパブリックビューイングで、カプセルの大気圏突入を喜ぶ宇宙ファン=6日午前2時29分
【クーバーペディ(オーストラリア南部)共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下した小惑星りゅうぐうの石が入るカプセルは6日午前4時ごろ(日本時間午前2時半ごろ)、大気圏に突入し、着地点のオーストラリアの砂漠めがけて落下、地球に帰還した。
カプセルは大気圏で燃え、火球として目視された。中身の小惑星試料を回収できれば初代に続く快挙。6年間で約52億キロを飛行した探査は完了を迎える。
JAXAによると、カプセルは6日午前4時17〜27分(日本時間午前2時47〜57分)、オーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠に着地とみられる。