東証、午前終値は2万6666円 米株高好感の一方、コロナに懸念

 週明け30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前週末終値を挟んでもみ合って推移した。前週末の米株高を好感した買いが入る一方、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する売りも出た。一時、上げ幅が150円を超え約29年7カ月ぶりの高値を付け、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。

 午前終値は前週末終値比22円20銭高の2万6666円91銭。東証株価指数(TOPIX)は8・15ポイント安の1778・37。

 平均株価の上げ幅は27日までの4営業日に計1100円を上回ったことから過熱感が強く、利益を確定する売り注文が広がりやすかった。


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