米公民権運動の指導者が死去 ブルース・ボイントン氏

 ブルース・ボイントン氏(米黒人公民権運動の指導者)米メディアによると、23日、がんのためアラバマ州モンゴメリーの病院で死去、83歳。

 同州セルマ出身。58年12月、旅行中に立ち寄ったバージニア州の白人専用レストランで食事を拒否されて抗議、逮捕されて罰金刑を受けたが、最高裁まで争って無罪を勝ち取った。60年代初め、長距離バスで移動しながらターミナル待合室や食堂の差別に抗議する「フリーダム・ライダーズ」運動の先駆けとなった。(ニューヨーク共同)


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