東証、午前終値は2万6506円 ワクチン期待も高値警戒

 27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟み一進一退の展開となった。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待が継続した。上げ幅は一時100円を超えた。一方で、高値警戒から利益確定売りも出た。

 午前終値は前日終値比30円34銭安の2万6506円97銭。東証株価指数(TOPIX)は4・47ポイント高の1782・72。

 新型コロナのワクチンが実用化すれば経済活動が正常化するとの期待が根強く、買い注文が出た。堅調な業績が見込めるとしてIT関連株が買われ、相場を押し上げた。


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