東証、午前終値は2万3146円 欧州のコロナ拡大を嫌気

 30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。欧州で新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻化していることなどを嫌気した。下げ幅は一時200円を超えた。

 午前終値は前日終値比185円57銭安の2万3146円37銭。東証株価指数(TOPIX)は20・71ポイント安の1590・22。

 欧州での新型コロナの感染者急増を受け、フランスでは外出制限措置の再実施を決めるなど規制を強化している。経済活動の停滞による景気悪化への不安が高まり、売り注文が先行した。

 外国為替市場では円高ユーロ安が進み、企業の収益悪化が懸念された。


  • LINEで送る