2020年10月30日 00:08 | 無料公開
29日、韓国の李明博元大統領の自宅を警備する警察当局(共同)
【ソウル共同】韓国大統領として在職中にサムスン電子などから巨額の賄賂を受け取った収賄罪などで懲役17年の実刑判決が確定した李明博元大統領について、韓国当局は29日、週明けの11月2日にソウル東部拘置所へ収監すると決めた。韓国メディアが報じた。
韓国最高裁は29日、サムスンからの89億ウォン(約8億1600万円)を含め総額で約94億ウォンの収賄と約252億ウォンの横領を認定し、李被告に懲役17年と罰金130億ウォン、追徴金約58億ウォンの支払いを命じる確定判決を出した。
弁護士によると、被告は受診するなどとして週明けまで収監を待ってほしいと希望していた。