ガス契約、意思確認せず切り替え 中部電、他社から17件

 中部電力の販売事業会社「中部電力ミライズ」(名古屋市)は23日、電話による営業活動でのやりとりで、顧客に最終的な意思確認をせずに都市ガス契約を他社からミライズに切り替えたケースが、東海3県(岐阜、愛知、三重)で17件あったと発表した。営業マニュアルに、契約意思の確認の文章や必要性を明記していなかったことなどが原因という。

 9月下旬、顧客からミライズの販売代理店に「申し込みをした覚えがないのにガス契約が切り替わっている」と電話があり発覚。ミライズの調査で、営業した世帯のうち、17件が契約意思を確認していないにもかかわらず、手続きをしていた。


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