ビザ申請に殺到、12人死亡 アフガニスタン東部

 【カブール共同】アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードの競技施設で21日、隣国パキスタンのビザ(査証)申請に数万人が殺到し、州報道官によると、少なくとも女性12人が踏みつけられて死亡、男女10人以上が負傷した。

 報道官によると、申請者が多数に上るため、手続きは領事館近くにある競技施設で行われていた。アフガン当局が警察官ら数百人を動員していたが、申請者が施設入り口になだれ込んできたという。

 反政府武装勢力タリバンなどとの戦闘下にあるアフガンでは、仕事や医療、教育を求めてパキスタンに逃れる人が多い。


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