マンホール内から硫化水素、茨城 作業員2人転落事故

 茨城県土浦市で下水道マンホールに作業員の男性2人が転落し、死亡した事故で、土浦署は21日、亡くなったのは土浦市中神立町、会社員佐伯洋祐さん(41)と同県つくば市花室、会社員岡野裕樹さん(38)だったと明らかにした。消防によると、マンホール内から硫化水素と一酸化炭素(CO)が検出されたといい、署が詳しい経緯を調べている。

 署と消防によると、20日夜、下水道の汚泥を取り除く作業中に佐伯さんが転落。助けに向かった岡野さんも落下した。同僚が119番して消防に救助されたが、病院で死亡が確認された。


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