2020年10月19日 12:02 | 無料公開
山梨リニア実験線で走行試験を始めたリニア中央新幹線の改良型試験車(JR東海提供)
JR東海は19日、8月から山梨リニア実験線で走行試験を始めたリニア中央新幹線の改良型試験車の報道向けの試乗会を開き、車内を初公開した。従来の試験車L0系と比べ、先頭部の形状を改良して空気抵抗を減らし、座席や内装も一部変更した。
車内は白を基調とした明るいデザイン。ゆったりとした座席スペースを確保するために背もたれの高さや座席の幅を拡大し、座面には新式のクッションを採用した。USBコンセントを全席に装備している。
改良型試験車は、1997年に山梨リニア実験線で本格的な走行試験を始めてから4代目となる。