相撲協会、時津風親方を降格処分 不要不急の外出でコロナ対策違反

時津風親方

 日本相撲協会は1日、東京都墨田区の両国国技館で理事会を開き、新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した時津風親方(46)=元幕内時津海、本名坂本正博、長崎県出身=に委員から年寄への降格処分を決めた。同じく違反した松ケ根親方(46)=元幕内玉力道、本名安本栄来、東京都出身、二所ノ関部屋=はけん責処分とした。

 両親方は8月31日以降に禁止された不要不急の外出を行ったとし、秋場所を謹慎した。協会のコンプライアンス委員会が調査し、理事会で処分を審議した。

 時津風親方は新大関正代の師匠で、9月30日の昇進伝達式に同席予定だったが、体調不良で欠席した。


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