ナゴヤキャッスルが営業終了 老朽化、24年度に新ホテル

ホテルナゴヤキャッスル。奥は名古屋城=9月、名古屋市(共同通信社ヘリから)

 名古屋市の「ホテルナゴヤキャッスル」が30日、営業を終えた。今の建物は設備の老朽化から解体され、跡地にはスイートルームを中心とした高級ホテルが2024年度に開業する予定だ。

 運営会社によると、ホテルは1969年に開業。地下1階、地上11階で195の客室があり、皇室関係者や海外の要人などが宿泊した。国の特別史跡である名古屋城を見ることができる客室が多くあり、国内外からたくさんの観光客が訪れた。

 また、最大3千人収容できる宴会場「天守の間」は、国際会議や中部地域の財界関係者らの集まりなどに使われ、ホテルの目玉となっていた。


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