4連休、空の便回復傾向 GW、お盆より大幅増

4連休の初日、混雑する羽田空港国内線の出発ロビー=19日

 全日空は23日、4連休だった19〜22日の国内線利用者数が約29万人に上ったと明らかにした。連休最終日の22日は約9万人で、2月28日以来の水準。19日と22日の搭乗率は9割を超え、コロナの影響で落ち込んだ需要は緩やかな回復傾向にある。4連休中の日航の利用者数も約27万人だった。

 全日空によると、4連休の1日平均の利用者数は7万2千人。GWの6千人、お盆休みの4万8千人に比べ大幅に増加した。

 同社担当者は「新型コロナウイルスの新規感染者数の減少と『Go To キャンペーン』の東京追加の発表で、旅行需要に弾みがついたのではないか」と分析している。


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