2020年9月23日 07:37 | 無料公開
昨年の台風15号で倒壊した千葉県市原市のゴルフ練習場跡地。いまは更地になっている=4日(共同通信社ヘリから)
昨年9月、千葉県に上陸した台風15号で、同県市原市のゴルフ練習場のネットが倒壊、周辺住宅が鉄柱の下敷きになった。現場では、今も足場を組み再建途中の家や、被害住宅を解体した更地が目立つ。被害発生から1年が過ぎても、10世帯ほどが県や市の借り上げ住宅に身を寄せている。
昨年9月9日未明、市原市の「市原ゴルフガーデン」で、ネットを支える高さ30〜40メートルの鉄柱13本が暴風で倒れた。周辺の住宅20戸余りが下敷きとなり、うち12戸が全壊、けが人も出た。
補償を巡っては、ゴルフ練習場側と被害住民との間で、交渉が進められているが、合意に至ったのは3割ほどだ