新型コロナで8割ストレス 筑波大がネット調査

マスクを着けて商店街を歩く人たち=4月、東京都内

 新型コロナウイルスの感染拡大による不安や恐怖といった精神面の影響を把握するため、筑波大はインターネット上で調査を実施、31日までに中間結果をまとめた。回答したうちの約8割の人がストレスを抱えたことが分かった。

 取りまとめた太刀川弘和教授によると、平時の調査ではストレスがあると答える人は高くても5割程度になる。コロナが国民に与えているストレスは相当高いと考えられるとしている。

 調査は8月4日に開始し、約7千人が回答。直近の1カ月間でコロナに関連してどの程度ストレスを感じたかを聞いたところ、「とても感じた」が38・3%、「少し感じた」が41・8%などだった。


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