京都ホテル、過去最大の赤字 4〜6月、コロナ休業響く

京都ホテルオークラ=11日午後、京都市

 京都ホテルオークラ(京都市)などを展開する京都ホテルが11日発表した2020年4〜6月期単体決算は、純損益が11億円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落した。赤字は四半期ベースで過去最大。新型コロナウイルス感染拡大による施設の臨時休業が直撃した。売上高は前年同期比87・6%減の3億円だった。

 京都ホテルオークラは4月から宴会場やレストランを臨時休業し、からすま京都ホテル(京都市)も4月から全館休業した。今後も厳しい経営環境が続くと見込んでおり、必要不可欠なメンテナンス工事を除く設備投資計画を凍結する。


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