中国、香港選挙の延期対応協議へ 全人代常務委開催

 【北京共同】中国は8日、全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の会議を開き、9月の香港立法会(議会)選挙の1年延期を受け、議員任期など選挙延期で生じる空白期間の問題に関する議題を審議した。国営中央テレビが報じた。

 中国政府は、全人代常務委が法に基づき速やかに関連の決定をすることは、香港で正常な政治と社会の運営を確保し、繁栄と安定を保つため必要だとの認識を強調した。会議は11日まで。

 香港の親中派重鎮、譚恵珠氏は8日までに、全人代常務委で現職立法会議員の任期の1年延長が決まるとの見通しを示した。


  • LINEで送る