東証反落、終値58円安 利益確定の売り優勢

東京証券取引所

 5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日比58円81銭安の2万2514円85銭で取引を終えた。前日までの2日間で大幅に上昇したため高値警戒感から利益確定の売りが出た。円高ドル安進行も重しとなり、平均株価の下げ幅は一時200円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)終値は0・55ポイント安の1554・71。

 米国市場でナスダック総合指数が上昇したことなどを材料に、平均株価は4日までの2日間で計800円余り上昇した。しかし、新型コロナの感染拡大が止まらないため、株価上昇は長く続かないとの見方も根強く、5日は朝方から多くの銘柄に売り注文が出た。


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