ドコモとauは、コロナでも増益 ソフトバンクは7%減益

 携帯電話大手3社の20年4〜6月期連結決算が4日出そろい、KDDI(au)とNTTドコモの2社が増益だった。新型コロナの影響でスマホなどの端末販売が落ち込み売上高も減収となったが、店舗休業でコストも減少したため増益は確保した。

 ソフトバンクは連結売上高が前年同期比0・7%増の1兆1726億円、純利益が7・7%減の1521億円。

 KDDIは売上高が0・3%減の1兆2426億円。純利益は12・2%増の1823億円だった。

 ドコモはスマホの販売数が約35%減に落ち込み、売上高に当たる営業収益は5・3%減の1兆981億円。純利益は1・5%増の1952億円だった。


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