マスクが美容院の感染防ぐ 米CDC、着用呼び掛け

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は14日、米ミズーリ州の美容院で、新型コロナウイルス感染症を発症した美容師2人が接客していたにもかかわらず、マスクを着用していたために拡大が抑えられたとする報告を公表した。CDCのレッドフィールド所長は「コロナとの闘いで、顔を覆う布は強力な武器だ」とマスク着用を呼び掛けた。

 報告によると、同州スプリングフィールド市の美容院で5月中旬、2人の美容師が呼吸器症状を相次いで発症し、それぞれ1週間ほど勤務した後に感染が確認された。勤務を離れるまでに計139人に接客、客1人当たりの時間は15〜45分だった。


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