シャープ、化粧品国内販売に参入 自社サイト活用

 シャープは9日、国内で化粧品の販売事業に参入する方針を明らかにした。台湾で化粧品販売を手掛ける現地企業と連携し、自社のインターネット通販サイト「シャープ ココロストア」で展開する。取り扱う商品を広げることでサイトの会員を増やし、主力の家電の販売増につなげたい考えだ。

 戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)が9日、従業員に向けて発信したメッセージで公表した。買収を予定する「美華泰(ミラダ)」と連携する。販売開始時期や取り扱う品目は未定という。既に台湾の通販サイトでは化粧品を販売する方針を示していた。


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