2020年7月7日 20:11 | 無料公開
JR東日本の深沢祐二社長は7日の記者会見で、新型コロナウイルスの影響が長期化する可能性から「ダイヤや運賃の見直しの検討を深めている」と明らかにした。3密(密閉、密集、密接)の緩和や働き方の変化に対応するため、時間帯によって運賃を変えたり、利用が減っている終電の時間を繰り上げたりすることを選択肢に挙げた。
深沢氏は「(乗車率の)ピークをシフトするような柔軟な体系が考えられる」と説明。朝はピーク時の乗車率が下がるとともに、より早い時間帯へ利用がシフトしているという。ただ現行運賃の具体的な上げ下げには言及しなかった。