五輪1年前行事に池江選手 国立から世界へメッセージ

池江璃花子選手

 新型コロナウイルス感染拡大で来夏に延期された東京五輪の開幕1年前となる7月23日の行事に、白血病からの復帰を目指す競泳の池江璃花子選手(19)=ルネサンス=が起用されることが30日、分かった。メインスタジアムとなる国立競技場(東京都新宿区)に登場し、世界のアスリートに向けてメッセージを発信する予定。大会組織委員会が準備を進めている。

 池江選手は長期の入院生活から昨年12月に退院。東京五輪は断念し、2024年パリ五輪で表彰台を目指す考えを明らかにしている。

 組織委は1年前の行事について「人を集めての特別なイベントは実施しない」との方針を示している。


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