NY市陽性率2%に激減 クオモ知事「大幅に改善」

米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は4日の記者会見で、ニューヨーク市で実施した新型コロナウイルスのウイルス検査に関し、6週間前は陽性率が26%だったのに対し、現状では2%まで激減したとして「大幅に改善した」と語った。

 ただ「数値は下がるのと同じくらい早く上がる」と強調。「日本は韓国型の第2波を懸念」という一部報道を引用し、経済活動再開後の感染再拡大は「現実問題として起こることが多い」と警告、慎重な対応が必要との認識を示した。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国では約186万人が感染、10万7千人以上が死亡している。


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