新大関朝乃山、相撲取る稽古再開 「じっくり体つくる」

稽古する朝乃山=東京都墨田区の高砂部屋(日本相撲協会提供)

 大相撲の新大関朝乃山が2日、7月場所(7月19日初日・両国国技館)へ向け、1日から相撲を取る稽古を再開したことを明らかにした。報道陣の質問に日本相撲協会広報部を通じて回答し「楽しかった。ここからまたじっくり体をつくっていきたい」と述べた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、接触を伴う稽古は相撲協会によって4月上旬から自粛を促され、5月上旬以降は各部屋の師匠の判断に委ねられていた。今後は立ち合いや左上手を引く感覚を磨いていく意向で「相撲を取りながら仕上げていきたい」と先を見据えた。

 夏場所を中止した相撲協会は、7月場所を無観客で開催することを目指している。


  • LINEで送る