沖縄県議選、64人が立候補 知事派対自公、辺野古が争点

沖縄県議選が告示され、候補者の街頭演説に集まった有権者ら=29日午後、沖縄県大宜味村

 任期満了に伴う沖縄県議選が29日告示され、定数48に64人が立候補を届け出た。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設が主な争点で、移設阻止を掲げる玉城デニー知事の支持派と、自民、公明両党や「是々非々」を含めた不支持派が過半数を巡り争う。18年10月に知事に就任した玉城氏にとって中間審判とも位置付けられ、結果は政府との交渉にも影響を与えそうだ。投開票は6月7日。

 県選管によると、名護市(定数2)、うるま市(定数4)、浦添市(定数4)、石垣市(定数2)の4選挙区は無投票となり、知事支持派の共産、社民両党など7人と、自民党5人の当選が決まった。


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