警視庁、ルーレット族を書類送検 コロナ閑散の高速暴走か

書類送検された男らが乗っていた乗用車=28日午前、警視庁月島署

 首都高速道路で法定速度を大幅に超えて乗用車を運転したとして、警視庁交通執行課は28日、道交法違反(速度超過)の疑いで、東京都日野市の男子大学生(21)ら男4人を書類送検した。同課は首都高を周回するスピードを競い暴走する「ルーレット族」とみている。

 交通執行課によると、このうち男子大学生と東京都足立区の男性会社員(22)の2人は、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言下の4月に暴走。男子大学生は外出自粛の影響で首都高がすいていることを報道で知ったといい、「自粛疲れの気晴らしで走りに行った」と供述している。


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