小中学校に教員3100人を追加 小6と中3で少人数授業、文科省

 文部科学省は27日、新型コロナウイルスによる休校で生じた学習遅れを取り戻すため、地域の感染状況に応じて公立小中学校に教員3100人を追加することを決めた。優先度が高い最終学年の小6と中3で、感染防止のためにクラスを分けるなどして少人数授業が行えるようにする。

 放課後の補習などを行う学習指導員を6万1200人、教員の事務作業などを支援するスクールサポートスタッフを2万600人増やす。同日閣議決定した2020年度第2次補正予算案に関連経費310億円を計上。国公私立の全小中高校と特別支援学校に100万〜300万円程度を給付する事業には405億円を計上した。


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