2020年5月27日 17:22 | 無料公開
昨年秋のワールドカップ日本大会、優勝トロフィーを掲げる南アフリカ代表の選手たち=横浜(ロイター=共同)
【ロンドン共同】新型コロナの感染拡大で損害を受けたラグビーの各国・地域協会の救済を目的に、イングランド協会の元幹部が来夏にW杯方式の大会開催を提案していると、英紙テレグラフが26日、報じた。各協会に分配する収益は2億5千万ポンド(約332億5千万円)を目標にしている。
素案では来年6、7月に日本やW杯日本大会優勝の南アフリカなど16チームを招待し、英国とアイルランドを会場に31試合を開催するとしており、既に国際統括団体のワールドラグビー(WR)とイングランド協会に提出した。発案者のフランシス・バロン氏は「例外的な危機には例外的な手段」が必要と訴えている。