中高生と語る教育の未来 米金メダリストがネットで

リオデジャネイロ五輪の競泳女子800メートル自由形で優勝し、金メダルを手に笑顔のケイティ・レデッキーさん(共同)

 競泳女子の米国代表として2016年リオデジャネイロ五輪で四つの金メダルに輝いたケイティ・レデッキーさん(23)とパナソニックが31日午前10時から「未来をソウゾウするちから」と題したイベントを開催し、パナソニックセンター東京のホームページで生中継する。 

 「サイエンス」と「テクノロジー」、「エンジニアリング」、「数学」を統合的に学習する「STEM教育」の中高生向けプログラムを、レデッキーさんらが開発。その面白さや意義についてレデッキーさんと、事前学習した7都道府県の生徒約20人がネットを通じて話し合う。

 米国ではSTEM教育に「アート」を加えた「STEAM教育」も提唱されており、社会のさまざまな問題を科学や数学などを使って総合的に考える力を養えるとして、近年日本でも注目を集めている。レデッキーさんは「日本の学生たちとSTEM教育について一緒に考える機会を頂き、とてもうれしい。皆さん、ぜひご参加ください」と呼び掛けている。


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