2020年5月27日 12:39 | 無料公開
自民党の9月入学制に関するワーキングチームは、来年秋の導入見送りを柱とする提言の原案を作成した。27日午後の同チーム会合で議論する。家庭の負担増や社会的混乱を踏まえ、慎重な判断を政府に促す。関係者が27日、明らかにした。
9月入学制は新型コロナウイルスの影響による休校長期化を受け、学習機会の確保策として浮上。政府、与党が議論を始めたが、課題が多く慎重論が広がった。ただ自民党内の一部に推進論もあり、同チームは議論を踏まえた上で提言をまとめる。週明けにも政府に提出する方針だ。