藤井、最年少挑戦可能に 将棋棋聖戦は延期せず

藤井聡太七段

 日本将棋連盟は25日、緊急事態宣言の解除を受け、棋聖戦5番勝負をほぼ予定通り6月8日に開幕することを決めた。同棋戦を延期しないことから、藤井聡太七段(17)が目指す最年少タイトル挑戦の可能性は残った。

 藤井七段は棋聖戦本戦ベスト4に進出、挑戦権獲得まであと2勝としている。準決勝は6月2日、挑戦者決定戦は同4日を予定しており、通常より過密な日程となる。

 最年少挑戦は屋敷伸之九段(48)の17歳10カ月24日。7月19日に18歳となる藤井七段が棋聖戦5番勝負に出場すれば、この記録を上回る。


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