原爆の惨状、英語で世界に発信 長崎の大学生、会議システム使い

 核兵器廃絶を学ぶ長崎県の大学生グループ「ナガサキ・ユース代表団」が24日夜、広島と長崎の原爆の甚大な被害に関し、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って英語で説明し「原爆の歴史や問題について知り、考え続けることが大切だ」と訴えた。25日にはズームによる記者会見で「同世代の若者に伝えられて良かった」と報告した。

 代表団は長崎大と長崎県立大の男女7人で構成。米ニューヨークで4〜5月に予定されていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議のイベントで発表する計画だったが、新型コロナウイルス禍の影響で会議が延期されたため、オンラインで発信した。


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