NY原油反落、22ドル台 供給過剰の懸念継続

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク原油先物相場は反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前日比2・33ドル安の1バレル=22・76ドルで取引を終えた。原油の供給過剰への懸念が継続し、売りが優勢となった。

 産油国が協調して原油生産を日量1千万バレル減らすことで合意したと伝わったが、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が大幅に減っており、価格の下支えには不十分との見方が広がった。


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