2020年4月9日 18:14 | 無料公開
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ国際宇宙ステーションに向かうソユーズロケット=9日(Roscosmos Space Agency・AP=共同)
【モスクワ共同】ロシア宇宙当局は9日、米ロ3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズロケットを中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向け打ち上げた。地球で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、飛行士が感染しないよう厳戒態勢下の出発となった。
3人を乗せた宇宙船は、日本時間10日午前1時15分に宇宙ステーションとドッキングする予定。
3飛行士は1カ月以上、外部との接触をほぼ完全に絶って準備してきた。接触した関係者は常に新型ウイルスのチェックを受けていたという。
家族や友人がバイコヌール基地に入ることも許されず、出発前の対面もなかった。