鳥取がドライブスルー検査導入へ 都道府県で初、今月中にも

 鳥取県の平井伸治知事は9日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、「ドライブスルー方式」の検査を今月中にも導入すると明らかにした。県によると、都道府県レベルでは全国初の試みという。

 県内では8日までに感染の疑いなどで3849件の相談があり、263件のPCR検査を実施したが、陽性確認はゼロ。平井知事は「先回りして対策を講じ、仮に感染が確認されても早期に食い止めることが課題だ」と話した。

 感染が拡大した際に軽症患者を受け入れる宿泊施設の確保を300室規模で調整していることも明らかにした。

 ドライブスルー方式は、国内では新潟市などが実施している。


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