福島、聖火一般公開8日から中止 5月以降の県外展示は未定

2日、一般公開された東京五輪の聖火がともるランタンを見る人たち=福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)で行われていた聖火の一般公開を8日以降は中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染急増を受けた緊急事態宣言などを踏まえた措置。

 聖火は五輪開催延期を受け、聖火リレーの国内出発地点だったJヴィレッジで2日から30日までの予定で一般公開が始まった。県内での展示は今後行わない。組織委は5月以降に福島県以外でも聖火を展示することを検討していたが、今後の展示は未定としている。保管場所は非公表。

 一般公開された2〜7日に計約5400人が見物に訪れた。


  • LINEで送る