六大学野球、1回戦総当たりで 74年ぶり、開幕5月下旬

新型コロナウイルス感染拡大を受け、春季リーグ戦の開幕延期を発表する東京六大学野球連盟の井上崇通理事長=5日、神宮球場

 東京六大学野球連盟は5日、東京・神宮球場内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受け、春季リーグ戦(神宮)の開幕を4月11日から5月下旬に延期し、1回戦総当たりに変更して準備することを決めた。同連盟によると、開幕の大幅延期は初めて。1回戦総当たりで開催されれば74年ぶりとなる。

 5月中旬の開幕を目指していたが、開催時期を熟慮。今後の情勢によって無観客試合や中止の可能性も検討する。

 従来の2戦先勝方式の勝ち点制では日程消化が難しく、1日3試合はプロ野球併用日との都合がつかないことから、方式変更を協議した。


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