新型コロナで初診オンライン容認 厚労省、当面の間の時限的な措置

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、厚生労働省は5日、受診歴がない患者についても、初診からインターネットを利用したオンライン診療を認める方針を固めた。当面の間の時限的な措置となる見通し。感染の疑いのある患者の外出を避け、医師や患者の院内での集団感染を防ぐ狙いで、当初の条件付きで容認する方針から転換した。

 オンライン診療は医師が対面ではなく、スマートフォンなど情報通信機器の画面を通じて、遠隔の患者を診察する仕組み。設備の整った医療機関でのみ可能で、厚労省は今後、該当する医療機関名を公表する方向だ。


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