朝日新聞東京本社の記者感染 編集局、主に内勤

 朝日新聞社は4日、東京本社(東京都中央区)に勤務する編集局の30代の女性記者が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同社によると、社員の感染確認は初めて。容体は明らかにしていない。

 この記者は3月28日朝から本社で勤務したが、においを感じないなどの症状が出たために帰宅し、自宅療養していた。同31日に倦怠感があり、保健所に相談。今月1日にPCR検査を受け4日に陽性と判明した。3月28日に同じ職場にいた記者らに発熱などを訴える人は出ていないという。

 主に内勤で、最後に外部の人と直接対面して取材したのは2月23日だった。


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