2020年4月3日 05:17 | 無料公開
1日、米ニューヨークの病院近くで座り込む医療従事者(ゲッティ=共同)
【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が2日、世界全体で100万人を超えた。3月26日に50万人を上回ってから1週間で倍増した。死者も5万人を超えるなどウイルスは猛威を振るい続け、早期終息の見通しが全く立っておらず長期戦の様相を呈している。
3月中旬以降の感染者急増の背景には、中国から欧州、そして米国へと感染拡大の中心地が移行していくなど勢いが衰えていないことがある。一方、各国でウイルス検査態勢が充実したことも、感染者数の増加に反映されている。