平均月給0・5%増、過去最高 初調査の外国人は低賃金、厚労省

 厚生労働省が31日公表した2019年の賃金構造基本統計調査によると、フルタイムで働く人の男女計の平均月給(残業代などを除く)は、前年比0・5%増の30万7700円で、比較可能な1976年以降で最高だった。今回初めて調査した外国人労働者の平均月給は22万3100円だった。

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法を踏まえ、調査に外国人の項目を追加。在留資格区分別では、技能実習が15万6900円、専門的・技術的分野が32万4300円だった。

 正社員の月給を100とした場合の非正規は64・9で、前年から0・3ポイント改善した。


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