買い物やカラオケの若者も 「気にしない」「遅い」

東京・渋谷のスクランブル交差点前の大型モニターに流れる、新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼び掛ける小池百合子都知事の映像=28日午後

 若者の街、東京・下北沢や渋谷では外出自粛が要請された28日も買い物やカラオケを楽しむ人の姿があった。繰り出した若者からは「気にせずに来た」「いまさら遅い」との声も上がった。

 週末は若者でごった返す渋谷は、普段より人影は少なかった。クラブで夜通し飲んで28日朝、家に向かった東京都町田市の男子大学生(23)は「外出しても感染するとは限らない。閉まっている店が多く、もう収まってほしい」とうんざりした様子だった。

 28日夜には、茨城県から遊びに来ていた男性(20)が「人が減って、ごちゃごちゃしていなくて良かった」とマスク姿で繁華街を歩いていた。


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