IOC、五輪出場枠を原則維持 57%の選手は確定

スイス・ローザンヌのIOC本部(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】来年への延期が決まった東京五輪の出場枠について、国際オリンピック委員会(IOC)が既に確定した枠を原則的に新日程での五輪まで維持する方針を国際競技連盟(IF)に示していることが27日、IF関係者の話で分かった。IOCによると、3月中旬時点で約1万1千人の出場枠のうち57%が決定済みだった。

 出場枠を巡っては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で各競技の五輪予選が相次いで中止や延期となったため、各IFは予選方式の再考を迫られている。

 原則23歳以下で争うサッカー男子は出場できない選手が出る恐れもあり、年齢制限の扱いにも注目が集まっている。


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