東証、午前終値は2万1184円 一時700円急落、半年ぶり安値

一時700円超下落した日経平均株価と、過去最大の下げ幅となったニューヨーク株式市場のダウ平均終値を示すボード=28日午前、東京都中央区

 28日午前の東京株式市場は、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済への打撃を警戒する売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)は5営業日続落した。下げ幅が一時700円を超える急落となり、昨年9月上旬以来、約半年ぶりの安値を付けた。

 27日の欧米株安に続き、28日は上海、香港のアジア株も売り優勢で推移し、世界的な株安傾向が続いた。

 午前終値は前日終値比763円46銭安の2万1184円77銭。東証株価指数(TOPIX)は50・30ポイント安の1517・76。

 日経平均株価は27日までの4営業日で計1530円下げている。


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