五輪相「IOC公式見解でない」 東京大会の開催是非5月期限に

衆院予算委で答弁する橋本五輪相=26日午前

 橋本聖子五輪相は26日の衆院予算委員会で、日本の新型コロナウイルス感染拡大を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)の委員が東京五輪の開催是非の判断は5月下旬が期限になるとの見方を示したことについて「IOCの公式見解ではない」と述べた。大会組織委員会がIOCに説明を求め、回答を得たとした。

 7月24日開幕の東京五輪の開催を危ぶむ声が出始めていることに「安心して開催できるように、IOCから認められるように、準備していくに尽きる」と強調した。

 菅義偉官房長官は、3月に始まる聖火リレーについて「大会組織委員会からはスケジュールの変更はないと聞いている」と語った。


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